以下はまとめです。
- サンプリング・ソースの権利者に許諾を取るという作業
原曲の権利者の連絡先を調べるところから始まって、かなり大変な作業。お金を支払って解決するケース、それに「曲のタイトルを変えてくれ」、と要求されるケースもあった。 - お金を持っている人だけがサンプリングできる状況
昔はお金のない人がサンプリングして音楽を作っていたのに、全く逆転してしまっている。 - クリエイティブ・コモンズへの期待
著作権の形態をアーティスト自身が決められてライセンス登録が増えて、ちゃんとアーカイブ化されれば、そこからまた新しい作品が作りやすくなる。世の中全体が規制を強める方向に傾いているから、こういった動きがないとつまらない。自分の音楽の種みたいなものが全然知らないところで、別のものになっていくというのは、すごく面白い。誰かの写真日記みたいな個人サイトがあって、スライドショーのBGMに使われていた。作った曲が全然知らない人のBGMになっているっていうのはうれしい。 - 輸入権問題について
自分の利益だけのことを言えば輸入盤が入ってこない方がいい。それ以上に、自分が輸入盤を買えなくなるほうが切実。 - 音楽にとって自由であることは重要か
根本的に音楽は規制みたいなものとは相容れないところがある。そこを突き破って出てくるものに対して、喜びを感じる部分っていうのがきっと多い。
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