日曜日, 1月 16, 2005

クリエイティブ・コモンズのライセンス付きCD、The Wired CDに参加する - CORNELIUS インタビュー

原文 http://hotwired.goo.ne.jp/original/cornelius/
以下はまとめです。

  • サンプリング・ソースの権利者に許諾を取るという作業
    原曲の権利者の連絡先を調べるところから始まって、かなり大変な作業。お金を支払って解決するケース、それに「曲のタイトルを変えてくれ」、と要求されるケースもあった。


  • お金を持っている人だけがサンプリングできる状況
    昔はお金のない人がサンプリングして音楽を作っていたのに、全く逆転してしまっている。


  • クリエイティブ・コモンズへの期待
    著作権の形態をアーティスト自身が決められてライセンス登録が増えて、ちゃんとアーカイブ化されれば、そこからまた新しい作品が作りやすくなる。世の中全体が規制を強める方向に傾いているから、こういった動きがないとつまらない。自分の音楽の種みたいなものが全然知らないところで、別のものになっていくというのは、すごく面白い。誰かの写真日記みたいな個人サイトがあって、スライドショーのBGMに使われていた。作った曲が全然知らない人のBGMになっているっていうのはうれしい。


  • 輸入権問題について
    自分の利益だけのことを言えば輸入盤が入ってこない方がいい。それ以上に、自分が輸入盤を買えなくなるほうが切実。


  • 音楽にとって自由であることは重要か
    根本的に音楽は規制みたいなものとは相容れないところがある。そこを突き破って出てくるものに対して、喜びを感じる部分っていうのがきっと多い。


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