クローン禁止法が国連総会で決定した。
人間のクローンを作れるようになり、それを使って人間をもっと理解しようとか、理解してそれを生かして病気を直したりとか、する事のメリットより、人間がそれによっておかされる危険性がもっと大きいと思う。これを禁止したからといって、人間の生物に対する理解力は止まる事はない。
しかし、治療目的も含むクローン技術を禁止するという事は、身体に不自由がある人にはあまりいい事ではない。どれくらいの目が見えない人や耳が聞こえない人たちが科学に期待しているだろうか。
この禁止法はいいと思う。しかし、ここからつめていかなければならないだろう。許す部分も、クローン技術、万能細胞の理解が深まった時に緩和すればいいと思う。
【ニューヨーク18日共同】国連総会の第6委員会(法律)は18日、治療目的も含むクローン技術を禁止するよう加盟国に求める政治宣言を賛成71、反対35、棄権43の賛成多数で採択した。宣言に法的拘束力はなく、日本や英国、中国、ベルギーなど採択に反対した国の多くは無視するとみられる。
採択をめぐっては、イタリアや米国、中南米諸国などクローン技術の全面禁止を求める諸国と、治療目的に限り認めるよう主張してきた日本など部分容認派が激しく対立した。宣言は早ければ3月にも総会で正式に採択される。
宣言は「生命科学の適用において、人間の生命保護に必要なあらゆる方策を講じるよう加盟国に求める」とし、治療研究目的のクローン胚(はい)づくりも禁止。加盟国にこれに基づく法律の策定も求めた。
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